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仙台真田家十四代当主 真田徹
真田幸村から数えて、真田家第十四代当主。
上田市観光大使。歴史研究家。
1948年生まれ。
仙台出身、現在は東京に在住。
福島大学を卒業後、建設会社に勤務し2013年定年退社。
現在は全国での講演やテレビ出演、観光イベントなどに出席するなど、幸村の末裔として多忙な日々を送っている。
真田幸村は戦国末期の大坂の陣で徳川家康率いる東軍を相手にひと泡吹かせた名将である。大坂冬の陣では、真田丸の戦いにおいて、寄せ手を完膚なきまでに叩き、日ノ本中にその名を轟かせた。
大坂夏の陣、誉田合戦では『関東勢百万と候え、漢は一人もなく候』と見せ場を作り、天王寺合戦では徳川家康本陣に三度突撃、安居神社で最期を遂げた。
多くの講談では、このシーンで幸村の一生が終わっているのだが、実は真田幸村の血は意外なところで繋がっていた。
『六文銭旗』
仙台真田氏。まさに幸村が大坂夏の陣で戦死する直前、敵ながらその武勇に惚れた幸村は、自らの娘を敵陣である「片倉重綱」の下に送り込んでいた。
重綱は父景綱に劣らず勇猛果敢な漢である。誉高き幸村の願いを受け入れ、江戸幕府の監視を逃れつつ、幸村の娘「お梅」と次男「大八」を隠し通した。その魂は代々受け継がれ、約百年後に見事仙台真田氏として御家再興するという奇跡を成し遂げていた。
幸村から数えて十四代目のご当主真田徹氏のご協力のもと、今回貴重な幸村の遺品の数々が大阪の地で展示される事となった。数は多くはないが、どれも貴重な、まさに戦国時代ファンにとって至宝ともいえる品々である。
幸村とその父昌幸の肖像画は幸村ファンなら一度は書籍で目にしたことであろう。
さらに、幸村が指揮に使っていた采配や身に着けていた甲冑、真田隊の軍旗などは、見事なまでに残っている。そして、真田隊が徳川勢を崩した際に戦利品として持ち帰ったという「伍の旗」(家康直属の使い番の旗)など、幸村の活躍に思いを馳せることができる。
『白采弊』
『昌幸公寿像』
『幸村公寿像』
金剛兵衛源盛高作『刀身』
極め付けは、本邦初公開となる幸村の刀である。
2015年に真田氏より直接連絡を戴いた頃からずっとお願いを重ね、今回の展示に間に合うように、美しく研ぎ上がった宝刀“金剛兵衛源盛高作”がお披露目となる。その他、まだまだ紹介しきれないが、今回の展示は、真田幸村という英雄に浪漫を感じ、そしてどこか身近な庶民のヒーローとして愛された幸村の魅力が伝わってくるのである。
『真田日本一の兵』と評された幸村の魂と、子々孫々に伝えられた宝物の数々を、是非ともこの機会にご覧戴きたい。
企画監修:戦国魂プロデューサー
鈴木 智博 拝
真田幸村ご子孫の真田徹氏をお迎えし、幸村の至宝とその秘話について語っていただきます。
日時:2016年1月7日(木) 13:00~、16:00~(各30分)
場所:大丸心斎橋店 北館14階
『真田幸村の至宝展』会場内
出演:真田徹(仙台真田家十四代当主)
ナビゲーター:小栗さくら(歴史アイドル)
大丸心斎橋店
北館14階イベントホール
〒542-8501 大阪市中央区心斎橋筋1-7-1
お問い合わせ:TEL 06-6271-1231
交通案内:地下鉄御堂筋線心斎橋駅より地下道直結
主催:株式会社大丸松坂屋百貨店 大丸心斎橋店
共催: 株式会社J T B 西日本
後援:
大河ドラマ「真田丸」大阪推進協議会
企画監修: 戦国魂
企画制作: 株式会社ステージツー
協力: 真田徹