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若 田(ワカタ) |
解説 |
和名抄、上野国片岡郡に若田郷あり。 長崎県下県郡厳原町にこの地名あり。 |
1、毛野氏族 − − 若田部(職業部の一つ)の伴造家たりし者の裔なり。補陀洛山 草創建立修行記に
「勝道上人は、下毛国 芳賀郡の人にして、俗姓 若田氏なり。その先祖は、人皇十一代
垂仁天皇の第九皇子 池速別命、勅旨となりて伊勢大神宮を五十鈴川上に崇め奉る。
然れども事縁によりて東国に下向す。その後、疾病により一目を損す。故に還俗すること
能わず。遂に止まって、下毛野国に住し、八島に室して、郷人となり、子孫連綿たり。
池速別命の十八代の孫を高藤介と称す。一子なきを嘆き云々」とあり。
又、元享釈書に「釈勝道。姓は若田氏、野の下州 芳賀郡の人 云々。道、神護景雲元年
四月を以って跋渉を企つ」とあり。
2、他
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