田   宮(タミヤ・タノミヤ)

解説

和名抄 河内国交野郡に田宮郷を収む。又 武蔵国葛飾郡、

越前国に田宮庄あり。

茨城県牛久市にこの地名あり。

分派氏族

 

1,大友氏族− −大友系図に「(四代)左近将監親時−豊親−親包(田宮兵庫丞)」と。

2,讃岐の田宮氏 丸亀の人、田宮源八の子 小太郎(坊太郎)、父の讐を報ず。

       金毘羅図絵に「阿野郡国分八幡宮は、国分寺より十丁東山の麓にあり。

       伝え云う、ェ永元年、当国の士 民谷源八、堀源太左衛門の遺恨によっ

       て、当社の馬場先に於いて、刃傷に及び、民谷(タミヤ) 不運にして掘

       の為に討たる。その妻 一子 小太郎に敵を討たせんと、象頭山に祈誓を

       こめけるに、霊験空しからず、同十七年春、先年父が討たれし場所の傍

       に於いて、首尾よく敵を討つ」と。世俗これを金毘羅御利生の復讐と称す。

3,尾張の田宮氏 田宮如雲は 犬山城の老臣にして、その子 兵治、その子

       鈴太郎 維新の功により男爵を授けられる。

4,他


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