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高 瀬 |
解説 |
河内国茨田郡、讃岐国三野郡に高瀬郷あり、越中国、肥後に高瀬庄 あり、その他 羽前、岩代、磐城、上野、下野、信濃、山城、出雲 豊前、豊後などにこの地名あり。 国土基本地図に66ヶ所あり。 |
1、菊池氏族 − − 肥後国玉名郡高瀬村より起こる。菊池系図に
「武時−武重−武士−武光−武政−武朝−武楯(高瀬相模守)」とあり。
又、中興系図に「高瀬。藤原姓、菊池左近大夫武朝の男 相模守武楯これを称す」とあり。
2、筑後の高瀬氏 − − 上記と同族にして、系図に「菊池武光−武政、弟 武教(高瀬相模守)」とあり。
3、豊後の高瀬氏 − − 当国日田郡の高瀬村より起こる。筑後生葉郡 大石村弓立明神 猿楽面に
「豊州日田之住 高瀬右京大蔵の統定」とあり。
又、大友氏 配下の将に高瀬山城守鑑俊あり。
4、豊前の高瀬氏 − − 南北朝の頃、宇都宮氏 配下の将に高瀬七郎あり。
5、美濃の高瀬氏 − − 新撰志に「高瀬六郎左衛門宅跡。土岐氏 大桑にありし時、その麾下の士
多く当村に住みしと云い伝え、その屋敷跡、今皆 田畑となる。高瀬氏の子孫 村民となりて
今は早川氏と称す」とあり。
6、秀郷流藤原姓佐野氏族− −系図に「田沼修理亮重義−重綱−忠満(伊豆守、高瀬彦太郎)」とあり。
7、他
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