高   石(タカイシ)

解説

和泉国大鳥郡に高石荘あり。

 

青森県東津軽郡蟹田町、宮城県登米郡南方町、福島県伊達郡飯野町

新潟県中蒲原郡村松町、長野県下高井郡木島平村、岐阜県本巣郡

糸貫町にこの地名あり。

尚、岡山県阿哲郡哲西町のは、コウセキと読み、

高知県宿毛市のは、タコスと読む。

 

1、藤原姓 海東諸国記に「忠秀、丁亥年、使いを遣わして来り、観音現像を賀し、書して

     長門国 赤間関鎮守 高石藤原忠秀と称す。辛卯年、使いを遣わし来りて、我が漂流人の事を

     報ず」とあり。

2、土佐の高石氏 瀧山物語に「北山の庄屋 高石左馬助と云う者、土為より東方十五六町、

     下津野村に住し、元親の頃は、北山の内にて、給田 八十石を得て居けるが、北山五百石を

     押領し、家来を百姓にすえ 数年心の儘に所務せしが、山内刑部は本山千石を賜うによりて

     上納金催促す。云々」とあり。

3、堺の高石氏 堺の商人に高石屋宗岸あり、慶長年間 家康より糸割符の朱印を賜う。

4、他


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