高   畑(タカハタ・タカバタケ)

解説

諸国にこの地名ありて数流の氏を起こす。

 

国土基本地図に102ヶ所あり。

 

1、大神姓 豊後国の名族にして、大神系図に「清田太郎惟武−惟直−惟政(高畑五郎)」とあり。

2、越智姓 播磨 美作地方の高畑氏にして東作志に

     「吉野郡小原庄 川西村庄屋取締役 高畑氏」とあり。

     又、付箋に「高畑 越智姓 本国伊予 越智の郡より出づ。美作記に見えず。河野系譜に詳なり。  

     伊予国退去の時、船 張間に着す。播磨加古の郡 高畑に止まるを以って姓とす」とあり。

3、清和源氏小笠原氏流 石見国邑智郡高畑村より起こり、小笠原氏の族と云う。

     同村 高畑城主に高畠源四郎遠定あり。石見志に

     「小笠原長清−長経−高畠長村の後、永禄四年五月、毛利氏、源四郎を銀山に留め置き、

     尼子に攻められ討ち死」とあり。

4、尾張の高畑氏− −愛知郡の高畑村より起こる。尾張志に「高畑孫左衛門、高畑織部正」などあり。

5、桓武平氏千葉氏族 千葉常胤の裔と云う。子孫に高畑房次郎胤正あり、幕末 勤王家にして、

     常陸国久慈郡小島村の人なりと。

6、他


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