田   端(タバタ)

解説

諸国にこの地名ありて数流の氏を起こす。

 

国土基本地図に20ヶ所あり。

尚、兵庫県赤穂市のは「タナバタ」と読む。

 

1、紀伊の田端氏 在田郡殿村地士に田端喜次郎、又、那賀郡北村旧家に地士 田端藤左衛門

     の名、続風土記にあり。下記参照。

2、清和源氏武田氏族 紀伊国日高郡田井村旧家に地士 田端幸右衛門、地士 田端喜三兵衛あり。

     族風土記に「先祖は、甲州武田家の庶流にして、田端六大夫信美と云う。天正十年、

     武田家滅亡の後、湯川直春の招請にて、客分として属す。同 十三年、熊野に落つ。後、

     当村に移る。その裔 幸左衛門、天保二年、胡散者改を勤め、地士となる。喜三兵衛は

     その別家なり」と。

3、丹波の田端氏 氷上郡の名族にして、丹波志に

     「田端氏。子孫 中村、田端太夫、今、本家 与三右衛門」とあり。

4、他


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