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鷲 見(ワシミ) |
解説 |
岐阜県郡上郡高鷲村、滋賀県伊香郡余呉町にこの地名あり。 |
1、美濃国の鷲見(スミ)氏 − − 当国郡上郡鷲見(ワシミ)村より起る。
藤原武蔵権主頼保より出づと云う。その裔 藤三郎忠保あり 元弘の時、令旨を奉じて勤王す。
その後、行保までは、郡上郡に居り、その子 保重に至り、山形郡に移る。一族甚だ多く、
郡上郡にも山形郡にも栄える。山形郡北野城主に鷲見美作守直康(直保)あり。天文十六年
十一月、斎藤道三 大挙して大桑城に土岐頼芸を攻む、直保、一族を引き連れ大桑城に入り、
頼芸の為に奮戦するも討死す。
その後、直保の弟 美作守保光、斎藤竜興に仕う。永禄十年八月、稲葉山城 信長に落され、
竜興 長島に退去し、保光および一族、郡上に落居す。家紋、桔梗。
2、他
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