新   川(シンカワ・ニイカワ・ニッカワ・アラカワ)

解説

諸国にこの地名ありて多数の氏を起こす。

 

国土基本地図に105ヶ所あり。

 

1、越中の新川氏 当国の新川(ニイカワ)郡より起こる。大同類聚方に

     「新川薬は、越中国新川麻呂の家伝」とあり。

2、大和の新川氏 十市郡の新川村より起こる。国民郷土記に

     「新川喜内(宇麻志麻治の末孫)」とあり。

3、和泉の新川氏 当国日根郡の名族にして、永禄年中、新川石見守は、鶴原村古御坊城内に

     一宇を建立す。即ち、光泉寺なり。二世 新川念敬、三世 等西、四世 了西なり。

     又、新川氏覚書に「和泉国日根郡中庄村、新川九兵衛。右の者、本国和泉にて、元祖

     三谷盛政と申す。天正十一年、太閤秀吉公へ奉公、同十三年、羽柴秀長 和泉国郡山に引移り

     候時、陪従して宮内少輔に任ぜらる。天正十九年、浪人致して和泉国中庄村へ引退き、名字を

     改めて新川宮村と申し候処、文禄三年、?村小堀新助領分になり候ても、郷士にて罷り有り

     宮内の倅 三十郎の代 新助より頼みに付き、代々 中庄村を支配致し来たり候旨、申し立て候

     」とあり。

4、他


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