島   村

解説

上野 磐城 などに此の地名あり。

愛知県一宮市にこの地名あり。

分派氏族

 

1,清和源氏 信濃発祥の名族にして、源頼親の後裔 頼有の後なりと云う。

2,近江の島村氏 新編武蔵風土記、埼玉郡條に「島村氏、近江国住人 島村弾正

       左衛門高智(貴則とも)より出づ。高智 細川高国に仕え、享禄四年

       六月十四日、摂津国尼崎において入水して死せり。その子 近江入道

       道明、東国に下りて中島村に住し、天正十二年八月十五日卒す。出羽

       宗明は、その二子にしてェ永元年十月五日卒す。法名は宗祐と云う」と。

3,丹波の島村氏 丹波志 天田郡條に「島村八之助、子孫 長田村、本在の南に

       古の屋敷跡あり」と。

4,藤原姓 ェ政系譜に「家紋、丸に向結雁、十六葉菊」と。

5,播磨美作の島村氏 細川両家記に播磨衆 島村弾正あり。

       又、備前浦上家の老臣に島村豊後入道観阿弥あり、砥石山城に拠る。天

       文中、宇喜多能家と権を争いて之を殺す。後、能家の孫 直家、父祖の

       仇とて、観阿弥を殺す。

       又、美作森家 家臣にもこの氏あり。ェ文九年、十一年文書に島村九郎兵衛あり。

6,他


* 「ルーツ発見・名字の由来」のトップページに戻る