尾   瀬

解説

上野国利根郡尾瀬より起こる。 

1、安倍党− −後閑村 玉泉寺古記に「源頼義、奥州安倍貞任と挑戦す。貞任 尾瀬谷窟に篭居す。

      その路 危険、而してその城固牢なり。康平四年、武将頼義朝臣(或いは義家と云う)

利根郡に於いて八幡大菩薩を勧請し、敵軍を退ける事を誓願す。神 甚だ奇端を見せ、

而して後、尾瀬城落ちる。安倍の余党、八幡岩窟にありて餓死す。俗に八束明神と称す。

頼義(或いは義家と云う) 武威 信心を兼ね、神徳に合し祈る故なり。又、今

利根郡に安倍姓あり尾瀬党の裔なり。長享二年、仲秋、玉泉二代 曇英恵応」とあり。

2、他 


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