大   仏

解説

相模国鎌倉郡長谷の大仏は オサラギと呼ばれる。もと深沢と

云いし地なれど、オサラギなる地名も有りて、その地に大仏を

安置しければ、いつしかオサラギに大仏の文字を当て、又 大仏

をオサラギと読むに至りしならん、かと云う。

されば 大仏をオサラギと云うは、この地に限る。

他に越後中蒲原郡の大仏村、武蔵那珂郡(児玉)の大仏村、又

岩代国 信夫郡に、大仏城あり、これらは皆ダイブツなり。

分派氏族

 

1,桓武平氏北条氏流 鎌倉なる大仏(オサラギ)より起こる。北条系図に

       北条時房(号 大仏殿)┬朝直(大仏武蔵守)−宣時(武蔵守)
                  └時直(大仏遠江守)−清時(安芸守)

2,美作の大仏氏 皆木家の家臣に大仏與次郎あり、これはダイブツなり。

3,他


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