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大 迫(オオハサマ・オオハザマ・オオサク・オオサコ) |
解説 |
岩手県江刺市にオオハザマ、同県稗貫郡にオオハサマ町 宮城県志田郡鹿島台町にオオバサマ、福島県相馬市にオオサク の地名あり。 その他、47ヶ所(国土地理院データー)にオオサコ、オオザコ の地名あり。 |
1、藤原北家稗貫氏流 − − 陸中国稗貫郡大迫より起こる。 稗貫氏の族にして、
大迫城に拠る。奥南盛風記に「稗貫家の旧士、大迫右近は、流浪の後、重代の
由緒物は、白鳳山桂林寺へ預け置き、江刺郡人首村に忍び居りしに、慶長五年の
乱に右近の二子 又三郎、又右衛門、大迫へ立ち戻り、一揆を企つ。伊達正宗公より
猪倉伯州 加勢として乱入す。遂に大迫の館を攻め破り、兄弟にて本領を取り返したり。
久しからずして退散、大迫の家 断絶す」とあり。
2、薩摩の大迫氏 − − 薩摩藩士に大迫貞清あり、子爵を賜う。その子
貞武、その子 武彦なり。
又、同 藩士の大迫尚敏は、男爵を賜う。その子 尚熊なり。これはオオサコなり。
3、他
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