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大 熊 |
解説 |
宮城県白石市、富山県魚津市、長野県中野市、同 諏訪市 兵庫県美方郡温泉町、兵庫県篠山市、奈良県宇陀郡大宇陀町 和歌山県西牟婁郡大塔村、同 日高郡龍神町、鳥取県東伯郡 赤碕町、岡山県阿哲郡神郷町、高知県香美郡香我美町、同 安芸市、福岡県京都郡犀川町、同 田川郡糸田町、同郡 香春町、長崎県南高木郡吾妻町にこの地名あり。 |
1、平姓 − − 越後の名族にして、頸城郡箕冠城(板倉村山部)に拠る。上杉房能の臣に
大熊越前守朝季あり、その子 備前守朝秀 相次いで居城す。大熊氏は代々
上杉譜代の家老なりしも、謙信の時、故ありて甲斐に赴き、武田家に仕う。
弥彦末社の証文に十二月十六日 藪川惣大宮司殿宛てに大熊政秀の花押状あり。
2、清和源氏頼光流(後に神氏) − − 信濃国高井郡大熊より起こる。家伝に
「清和源氏頼光流 太田の庶流なれど、後、故ありて神氏に改む」と。
ェ政系譜に「家紋 葉剣梅輪内、抱銀杏」と。
3、甲斐の大熊氏 − − 信濃国小県郡根古屋城は、城主
備前守朝秀、武田に属すと云う。
4、因幡の大熊氏 − − 因幡志、八上郡水尾山古城址條に「家老
大熊治郎右衛門」とあり。
5、藤原姓熊野別当族 − − 全讃史に「大熊城は元山村にあり、大熊丹後守
及び備前守ここに居る。
熊野清光の胤なり。熊野別当湛増の裔、故に大熊を以って氏となす。十河氏の麾下なり」と。
6、佐々木姓塩谷氏流− −佐々木系図に「塩谷貞泰の弟
時綱(乙立宮内少)−宗泰(大熊五郎左衛門)」と。
又、「塩谷貞清−貞泰(信濃守)−氏貞(大熊遠江守、宗泰の子)−貞季(大熊信濃守)、
弟 貞家(近江守、応永の賞によりて関東に住す)−貞賢(遠江守)−貞経」とあり。
7、他
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