岡   島

解説

福島県福島市にこの地名あり。

数流あり。

分派氏族

 

1,橘姓− −風土記略記に「承久記に『奥の岡の島 橘左衛門』と云う者、関東勢の内

       に見えたり。何れも恩賞の氏人にして、当島に居住しけるにや云々」と。

2,齋部姓− −安房国安房神社の旧 祠官にして天富命の後裔と云う。齋部宿禰本系図に

       「義維−貞郷−光成−光信(弘長二年正月十八日卒)−義角(安房国

       大神祝部・岡島祖)」とあり。

3,藤原北家 藤原忠平(摂政)の末男 忠君の後なりと云う。

4,加賀藩の岡島氏 加賀前田藩にこの氏多し。加賀藩分限帳に

       「二千三百石(紋 重ね釘抜)岡島左膳。千五百石(紋 釘抜)岡島儀蔵。

       五百石(紋 釘抜)岡島喜太郎 」と。

       又、婦負郡安田條に「天正十三年、日島峰 太閤の陣城となる時、岡島

       喜三郎一吉、この砦へ移る云々」と。

       又、北越軍記にも「五年前 田肥前守は、岡島備中守を以って三道山を

       守らせらる」とあり。

5,摂津の岡島氏 西成都千林村の名族なり。嘉平次、千島新田を開墾す。

6,他


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