緒   方

解説

和名抄 豊後国 大野郡に緒方郷を収む、緒方氏は この地より

起こり数流有り。

分派氏族

 

1,豊後の緒方氏 豊後国志、緒方系図などによれば次の如し

   大神朝臣良臣(大野郡大領職、890年頃)−庶幾−惟基┬惟政
                             ├惟季
                             ├惟定      ┌惟長
                             ├基平      ├惟高
                             └惟盛−惟衡−惟用┼惟義(緒方三郎)
                                      ├惟時
                                      └惟興

2,豊前の緒方氏 暦仁の頃、緒方久五郎あり、宇都宮道房に従う。後、

       元亀天正の頃、上毛郡の名族に、緒方六郎左衛門、同 帯刀あり。

3,日向の緒方氏 土持系図に「斎衡中影綱、大隅の乱を平ぐ。緒方氏軍に

       従って功あり。因って日向の野尻庄を分与す」と。

4,筑後の緒方氏

5,肥後平姓緒方氏

6,摂津の緒方氏

7,下総の緒方氏 木曽路名所図絵に「香取神宮云々、少判官を緒方弾正と云う」

       とあり。

8,上野の緒方氏 後上野志に「豊後国の大名 緒方三郎大神惟栄、故ありて、

       建久年中 利根郡に流され、三郎惟泰を生む」とあり。

9,他


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