新   村(ニイムラ・シンムラ・シンソン)

解説

信濃、近江などにこの地名あり。

 

国土基本地図に53ヶ所あり。

 

1、佐々木氏族− −近江国神崎郡新村より起る。同村の新村城は、六角氏の将 新村資則の拠る所なり。

     佐々木系図に「真野源二定時−定平(新村仲四郎)」とあり。

     一説に「新村嘉兵衛は、近江国 新村城主 筑後守資則の子にて、中村一氏の女婿なり、

     徳川の家人となりて、志村と改む」とあり。

     ェ政系譜に「五郎兵衛義春の時、故ありて清和源氏に改む、その子 五郎兵衛義長、

     弟 伴之進義郷−登八郎義寿−義豊、家紋、丸に陰桔梗、陰菊」とあり。これはシンムラなり。

2、清和源氏 信濃国筑摩郡新村より起る。源満快の裔にして、行頼の孫 景方の子 師景より

     出づと云う。

3、高階姓− −天武天皇の御裔、高階惟章の後と称す。家紋、丸に陰桔梗、陰菊。これはシンムラなり。

4、諏訪神家族 信濃の名族にして、諏訪志料に「遠祖 詳ならざるも、伝え云う、建御名方命、

     この国に来臨まします時、供奉し仕えたる一人なりと。子孫繁栄し、初めて群落をなす。

     故に新村を氏とし、その後、伊那、筑摩などに分籍すと。下りて 佐門大夫新村久信なる

     ものあり、小別当役府を勤む。その男 佐門大夫新村近房は、天文中の人、通称 与惣兵衛、

     その妻は、栗林郷の地頭 藤森若狭守の娘にて、長男は新重郎、次男は当郷 新左衛門の

     養子(神有員に仕えし人の子孫)なり、云々」とあり。

5、他


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