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解説 |
武蔵 下総
常陸 上野
下野 陸中
陸奥 出羽に此の地名あり。 その他 諸国にこの地名ありて数流の氏を起こす。 |
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分派氏族 |
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１，宇都宮氏族− − 下野国河内郡中里村より起こる。氏家家の族にして、氏家系図に
「氏家公頼の二男 高信（中里筑後守、河内郡中里郷を領す）」と。
２，清和源氏新田氏族− −里見系図に「里見義実−実次(中里備中守、剃髪して正端と
号す。成義、義通に従いて戦功あり、老年に及び太郎義豊一味に依り、
義堯と戦い、天文三年四月六日戦死す)」とあり。
３，武蔵の中里氏 − − 那珂郡中里より起こりしか。多摩、埼玉などに存し、
享保の頃 中里伊兵衛は、中里新田を開発す。
４，陸奥の中里氏 − − 八戸南部藩重臣にあり、参考諸家系図に中里與市右衛門 あり。
５，他
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