永   谷

解説

数流あり。

諸国にこの地名ありて数流の氏を起こす。

分派氏族

 

1,紀姓 大和の名族にして、武内宿禰の裔と称し、頼季の孫 遠定の子 忠遠の

       三男 清定の孫 清秀を祖とすと云う。山辺郡福住氏 配下の将に永谷氏あり。

2,箕輪氏族 磐城国田村郡の名族にして、日輪館(七郷村永谷)は、田村家臣、

       永谷豊前守頼治の居城なり。この永谷氏は本姓 箕輪、後 三輪を称す。

       天正十八年、治季に至り、田村没落により帰農すと云う。

       又、永谷豊前守治則の三男、三輪玄蕃治徳は、平館(目前)に拠ると

       伝えらる。又、田村大膳大夫清顕公家臣に永谷豊前守治季 あり。

3,他


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