風   間

解説

信濃 羽前などにこの地名有りて、この氏を起こす。

長野県長野市、山形県山形市にこの地名あり。

分派氏族

 

1,諏訪氏流 信濃国水内郡風間神社より起こる。諏訪神家系図に

       「矢島家直の子 忠直(風間神庄司)」とあり。

2,越後の風間氏 信濃より移りしか。太平記巻二十に「越後勢、風間信濃守」、

       二十一に「越後には小国、池、風間、根津越中守、大田信濃守(蒲原津

       城、或は古志郡島崎城などに拠る)」、

       又、三十一に「風間信濃入道舎弟 村岡三郎」とあり。

       何れも新田方として勤王に終始す。頚城郡安塚の直峰城は、風間氏の

       居城たりしと云えど詳ならず。

3,他


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