川 野 ( カワノ )

解説

 埼玉県吉川市、東京都西多摩郡奥多摩町、熊本県上益城郡山都町、

に川野の地名有り。

神奈川県藤沢に川野の地名あり、(今は消えてない)。

諸国に川野の地名ありて数流の氏を起こす。

 

1、桓武平氏 - - 日向の川野氏にして、この川野氏は 一宮大明神 天正三年棟札に「小工、川野隠岐守 平氏重」

          また、天正九年棟札に「鍛冶 川野隠岐守重吉」

          また、諸縣郡吉田郷 天満神社記録に「川野四郎通安、戦場にて霊験を得、之を信仰す。

          之によりて通安、薩摩国伊佐郡祁答院に着き堺田村に住し、天神小社を建つ、その子

          通正の代に吉田に移る」とあり。

* 小工は 大工の下に属し、建物の修理などをつかさどった。

 

2、大隅の川野氏 - - 川野氏系図に「初代 内膳正、承応三年甲午八月死去、行年 五十九、二代 茂右衛門、

          法名 梅岳好雪居士、四代新兵衛は 養子にして、其実 高山の人 長崎助七の三男、

          五代 彦四郎も又養子にして、実は 高山の人 宮里武左衛門の二男、六代 甚助も高山の人

          中村清左衛門の二男にして、養子」とあり。

3、他


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