河   端

解説

川端と同じ。数流あり

宮城県古川市、岩手県三沢市、新潟県上越市、鳥取県鳥取市に

川端の地名あり。

分派氏族

 

1,佐々木氏流 近江 佐々木氏の族にして、家伝に「佐々木高頼の二男 義唱、

       河端郷に住せしより称号とす、家紋、五七桐、四目結」と。

2,藤原姓− −歴名士代に「正五位下 河端左衛門尉藤原親卿(天文二十一年二月二日)。

       又、庭田侍河端左衛門尉藤原通次(元亀三年)、その子 藤原通氏(天

       正七年)」など とあり。

3,阿波の源姓 川端村より起こる。古城記に「川端城、川端越前守」とあり。

4,美作の川端氏 古城記に「河内村の河内城は、川端氏の拠る所なり」と。

       伝え云う「将軍義輝の家臣 川端左近大夫の後にして、この人、永禄八

       年五月、松永の乱に死す。その子 伊賀守、浦上宗景に仕え、勝北郡

       広野庄 田熊村岩黒城主たり」と。家紋 沢瀉

       又、勝北郡荒内村に川端右衛門尉の墓あり。

       又、天石門別神社棟札に英田郡 奉行 川端次郎大夫 成就とあり。

       又、玉林院 橘系図に川端丹後守、川端圓六などの名あり。

5,他


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