岩　　　村 (イワムラ)
解説	相模、美濃、紀伊、土佐、肥後などに岩村の地名あり。 これらの地より 起こりしならん。 国土基本地図に岐阜県恵那郡岩村町、奈良県吉野郡十津川村、 岡山県上房郡賀陽町、同県浅口郡里庄町、高知県吾川郡伊野町に 岩村の地名あり。 尚、消滅してしまった地名として、神奈川県の真鶴村、愛媛県卯之町 熊本県の神尾村に岩村の地名、兵庫県の平荘村に磐村(イワムラ)の 地名がありました。 尚、石、岩は ごつごつした硬い土、或いは 土地を云いますので 地名になっていなくても そう云う土地、村に住んでいたので 岩村と 名乗った人も いるものと思われます。

１，土佐の岩村氏 − − 和名抄に土佐国の香美郡に石村郷あり、伊波牟良(イハムラ)と訓ず。

後世 岩村と云う。この地より起る。

２，武蔵の岩村氏 − − 当国多摩郡の日向和田村の三島社の神主家なり。

３，河内の岩村氏 − − 永禄二年の交野郡総侍連名帳に「津田村 岩村帯刀忠澄」とあり。

４，他

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