平   間(ヒラマ)

解説

茨城県結城市、静岡県磐田郡竜洋町、和歌山県西牟婁郡白浜町、

徳島県美馬郡脇町、同県海部郡牟岐町、同県勝浦郡上勝町、

香川県小豆郡内海町にこの地名あり。

 

1、武蔵の平間氏 当国橘樹郡平間村より起る。新編風土記に

     「川中島村 弘法大師堂、村の東北の方 稲荷新田の境にあり。御朱印六石の地を附せらる。

     大師は木の坐像にて、長さ二尺二寸、大師の自ら作る所の像なりと云う。縁起のこの像は

     大治年中、平間某(平間兼乗(ひらまかねのり)という武士)と云う者 常に砂取ることを

     業として、この浦に住めり。もと尾張国の生まれにて、彼の国にても年ごろ漁業を業と

     せしに、ある夜 不思議な夢を見し後、大師の像をかの海浜に得たり。故に自ら負いて

     我が家に帰り、そのまま一宇を建立し、寺を平間寺と号せり」とあり。

     今、所謂、川崎大師平間寺(ヘイケンジ)なり。

2、京都の平間氏 江戸中期、平間長雅は歌人として名あり。

3、他


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