平   原(ヒラハラ)

解説

諸国にこの地名ありて数流の氏を起こす。

 

国土基本地図に24ヶ所あり。

尚、ヒラバルと読む地名は65ヶ所あり。

又、ヘバラ、ヘイバラ、タイラハラ、ヒラバイと読むのも

数ヶ所あり。

 

1、清和源氏小笠原氏流 信濃国佐久郡平原村より起る。

     小笠原長清の七子 大井朝光の男 光長の子 六郎光盛、平原に住し、この氏を称すとぞ。

2、清和源氏宇野氏族 −信濃国佐久郡平原村より起るとぞ。系図に

     「頼治(宇野冠者、土佐に配流)−下野守親弘(摂津 )−親治(大和宇野 )−有氏(依田氏、

     信濃依田 )−有光− 全良(上野国板鼻 )−全賀−全真(信州佐久郡平原に居城)

     −信盛(武田信玄に仕う)−昌忠−盛繁(家康に仕う)、子孫依田氏を称す。

     家紋、丸に三蝶、丸に蝶花形」とあり。

3、藤原南家相良氏族 肥後の名族にして、求麻外史に

     「蓮仏長頼公の弟の二子を頼氏と云う。多良木を領す。ここに於いて始めて上相良の

     号あり。而して平原、新堀、窪田、岩崎、黒肥地、岡、鍋倉、井口、乙益の九氏、これを

     上相良の小苗字と称す」とあり。

4、他


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