船   田

解説

和名抄 相模国愛甲郡に船田郷あり、その他 武蔵 美濃 岩代

などに此の地名あり。

分派氏族

 

1,関東の船田氏 新田義貞の臣 船田義昌の後なり。義昌は新田家の重臣にして、

       太平記巻七に「新田義貞。執事 船田入道義昌 云々」と。

2,源姓 −ェ政系譜に「舟田金十郎高通、家紋 丸に鳩酸草、智恵の輪」と。

       幕臣にして、これは、舟田なり。

3,清和源氏新田氏族− −大島又太郎義員の男 経政、舟田美作入道月霄の養子となり、

       舟田長門守と称し、武州舟田に住すとぞ。

4,岩磐の船田氏 柏河郡船田村より起こる。舟田入道真海、その子 與十郎友継

       などあり。

       又、天文二十年七月二十一日、盛氏の判書に舟田式部少輔を載せ、

       又「須田紀伊守義時の二男 松五郎、西白河五ヶ村 船田善左衛門の養子

       となり、舟田善左衛門尉と称す」と。

5,他


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