越   後

解説

国名 越後を負いたるにて、多くは父祖の受領を称号としたるなり。

分派氏族

 

1,中原氏流 平家物語に越後の中太家光あり、木曽義仲に従う。源平盛衰記

       巻三十五には、越後中太能景、越後中次家光と載せ、中次家光は、上野

       国住人とあり、三條河原にて死す。

2,桓武平氏北条氏流 鎌倉時代 北条氏の族、多く当国国守となり、越後を称号

       とする者多し。因って代々氏とす。

3,相模の越後氏 新編風土記に「大磯云々、城山は宿の西方にあり、ここは、

       長尾景春の被官 越後五郎四郎、文明九年立て篭もりしを、太田左衛門

       入道に責め破らる事、鎌倉大草紙に見えたり」と。

4,藤原北家上杉氏流 上杉家系図に「憲顕の子 憲賢(越後太郎。三郎ともあり)」

       とあり。これは憲顕が関東管領の執事の他、越後守たりしによる。

5,他


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