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解説 |
山陽に安芸国あり、又土佐国に安芸郡あり、中世安芸庄あり て共に有力なる安芸氏を起こせり。 又、伊勢の安芸郡の安芸氏、筑前国宗像郡安岐郷、これは 秋氏なり。 又、安芸介、安芸守など父祖の受領を称号としたる氏もあり。 |
分派氏族 |
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1,土佐の安芸氏
− −土佐国安芸郡より起こる。安芸系図に
蘇我赤兄(左大臣)、天武天皇元年八月、土佐国に配流さる。裔孫それより土佐国安芸に住み、 土居城、安芸城、に居る と。その子 行躬−行親−行経−行春−行兼−兼実−実親−経道−実広┐┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └広貞−広康−実経−実清−実国−実忠−実信−忠信−忠衡−頼宗−忠頼−忠俊−宗安−宗長┐ ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └頼房−元房(総)┬元盛−元親−元泰−国虎(1,569年没)−某 └盛頼−元明−元氏−内蔵尉−元忠−元康−重房 |
*家紋、丸に三つ割り剣形花菱。
*南路志に「永禄十三年(1,570年)六月の文書に、安芸千寿丸」見ゆ
と。2,中国の安芸氏
− − 安芸(阿岐)国造(クニノミヤツコ)を祖とする名族なり。3,阿波の安芸氏
− − 古城記に「以西郡分、安芸殿、橘氏、酸漿(カタバミ・家紋)」4,但馬の安芸氏
− − 但馬大田文に「安美郷云々、三町安芸之助光直 後家。また、田結庄、八十町六反、地頭
安芸左近蔵人重近 女子」とあり。又、因幡志
同国岩山城の城主を安芸判官とす。5,平姓
− −ェ政系譜に安芸氏あり、家紋、丸に三鱗。6,三池氏流
7,小笠原流
8,八田氏流
− − 宍戸知時安芸守となる。よってその子 安芸守朝里、安芸四郎と称す。9,他
* 「ルーツ発見・名字の由来」の
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